選定企業
BBIX株式会社
日本インターネットエクスチェンジ株式会社
インターネットマルチフィード株式会社
記事補足
で、これが何?と思われる方々も多いと思いますので、少し補足します。
現在日本のISPの大半はNTT東西が運営するフレッツ網をアクセス回線(光ファイバー)として使用しています。
このフレッツ網の次世代バージョンという事で、フレッツネクストと呼ばれる物が完成しました。これがNTT版NGNとも呼ばれています。しかし、NTT版NGNの内部ネットワークはIPv6が利用されています。そのため一般ユーザがフレッツに接続すると、何も意識しなくてもIPv6が割り振られます。
これだけでは、問題にはならないのですが、フレッツを利用する他のISPがIPv6を利用するとなると、問題が発生します。そう、既に割り振られているフレッツのIPv6アドレスと、ISPから振られたIPv6アドレスのどちらを利用してよいかを一般ユーザのPCが判断出来ずに、通信に問題ば発生してしまいます。
IPv6を利用しなければ、特に大きな問題にはならなかたのですが、ここ最近、あと二年程でIPv4アドレスが枯渇するとの見解が全世界中で認識されだしたため、この問題は「NTT東西 マルチプレフィックス問題」として、総務省も巻き込んだ一大事へと発展しました。
考察
面白いのは選定された企業の株主です。各企業の会社情報から、主要株主を調べてみました。
BBIX株式会社
株主構成(出資比率)
ヤフー株式会社 70%
ソフトバンクBB株式会社 30%
日本インターネットエクスチェンジ株式会社
株主構成
KDDI株式会社
株式会社インターネット総合研究所
KMN株式会社
ソフトバンクテレコム株式会社
ソネットエンタテインメント株式会社
ヤフー株式会社
NECビッグローブ株式会社
富士通株式会社
シスコシステムズ合同会社
株式会社朝日ネット
AboveNet, Inc.
株式会社ケイ・オプティコム
三菱電機情報ネットワーク株式会社
インターネットマルチフィード株式会社
株主構成
Cisco Systems,Inc.
株式会社アイアイジェイ テクノロジー
株式会社朝日新聞社
伊藤忠商事株式会社
株式会社インターネットイニシアティブ
NECビッグローブ株式会社
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
株式会社NTTデータ
エヌ・ティ・ティ都市開発株式会社
株式会社エヌ・ティ・ティ ピーシー コミュニケーションズ
エヌ・ティ・ティ ラーニングシステムズ株式会社
ソフトバンクテレコム株式会社
大日本印刷株式会社
日本電気株式会社
株式会社ファミリーマート
富士通株式会社
株式会社毎日新聞社
株式会社読売新聞東京本社
この株主構成をヨコシマな目で見ると、BBIXがSBB系、JPIXがKDDI系、インターネットマルチフィードがNTT系という見方も出来なくなくはないですが、良く見ると、この三社全てにソフトバンクが関わっている事がわかります。
現状の公式見解では、日本のネイティブインターネットのIPv6ネイティブ接続の「入り口」になるのはこの三社だけですから、これからIPv6が普及していくとしたら、アクセスはNTT、認証はソフトバンクという図式が出来上がるかもしれませんね。
そして、もう一つ大切な事は、ちゃっかり株主になっているシスコシステムズ。SBBはシスコシステムズへも出資していますから、実質この三社にはシスコシステムズが関連する事になります。
機器を選定する上で、主要株主に入っている事は大きいですよね。この三社の採用するルータ、スイッチにシスコシステムズの機器が採用されていく事は間違いないでしょう。
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