トヨタら、LTE通信機能を搭載したコンセプトカー発表
この記事を読んで頭をよぎったのは、トヨタのクラウドコンピューティングへの参入でした。
何もトヨタがiDCを設置するということではなく、純粋なサービスとしてのクラウド参入です。
簡単な図を書いてみました。
先ほどのリンクの記事の内容を読むと無線規格として、WifiとLTEを搭載すると記述されています。
LTEを車外との通信用、Wifiを車内の通信用に使うということでしょう。
LTEは次世代通信規格として期待されており、理論上は通信速度が100Mbps、遅延時間短縮、高速移動中にも通信が途切れにくいという特性を持っています。
そして、車内に使うWifiはNintendo DSやPSP、Windows PCでも搭載されているのでみなさんもご存知でしょう。通信速度は10~300Mbpsといった、高速通信が行えます。しかし、Wifiはせいぜい10m程度の限られた範囲内でしか通信が行えません。
車にLTE+WiFiを搭載する事で以下のメリットを享受出来ます。
1) WiFiの通信をLTEでルーティングさせることで、離れたwiFi-AP間で通信出来る。
例えば、高速道路に乗りながら、後部座席に座っている子供達が
違う車に乗っている子供達と、対戦ゲームをするなんて事が可能になります。
また、何台かの車で旅行に行く場合等に、テレビ電話機能のついたカーナビで
離れた車の友人同士でおしゃべりしながらね旅行するなんて事も可能になるでしょう。
2) ITSへの対応
現在、自動車業界ではITS(高度道路交通システム Intelligent Transport System)
と呼ばれる技術開発が行われています。
これは、人と道路と自動車の間で情報の受発信をするシステムです。
交通の最適化を実現することで、事故や渋滞を解消し、省エネや環境問題へも
配慮した、新しい交通システムです。
これを実現するためには、車の中の情報をセンターへ送信する仕組みが必要です
が、これも、LTEを利用することで、大量のデータであっても、送信する事が可能に
なります。
3) スマートグリッドへの対応
次世代自動車はEV(電気自動車)であり、電池開発が鍵を握ると言われています。
そして、電池を開発するだけでなく、電池の消耗具合等を管理する仕組みも重要
になってくるでしょう。
スマートグリッドを車に適用するためにも、車が車外のシステムと通信する仕組みが
必要になってきますので、これにもLTEは大きく貢献するのではないでしょうか。
■トヨタ流クラウド
次世代車と呼ばれる車は上述した様々な理由から、車外との通信を行う仕組みが大切
になってきます。
そして、高速道路無料化の影響で、車での移動時間が増えれば、車の中をより楽しい
空間に変えていくアイデアも必要になってくるのではないでしようか。
こういった背景を考えると、このようなクラウドが可能になるのではないでしょうか?
1) コンシューマ向けクラウドサービス
SNSサービス、動画配信サービス等をコンシューマ向けに提供し
広告収入、コンテンツ収入、接続収入を得る。
2) 法人向けクラウドサービス
ITS、スマートグリッド、位置情報を提供する、法人向けサービス
全世界で販売されるトヨタ車を対象とするだけでも、かなりの収入を見込めそう・・・だと思いませんか?
■LTEの活用方法としても注目
LTEは100Mbpsの高速通信が行える事でも、注目されていますが、その反面、
その高速性をどう活かすのか?が問題になっています。
大量の帯域が必要になるなんて、動画サービス程度しか思いつきませんが
このトヨタ式LTE活用方なら、車内の複数のWiFiデバイスのトラフィックを
束ねて、LTEでルーティングすると予想されるので、これであれば
LTEの太い帯域が有効に活用出来そうですね。
恐らくは、トヨタが通信事業者とMVNOという形で提携し、消費者は通信料を
支払う必要なく、サービス料という名目で、付加価値込みで支払う形になる
のではないかと思います。
こうすることで、トヨタは大量の無線回線の卸業者になるため、通信事業者に
たいしても、有利に交渉を進める事が可能になるでしょう。
■このサービスで、私がIPv6を推奨する理由
大量のWiFiノード同士を通信させるためには、IPv4では少し無理があります。
プライベートIPアドレスを利用しても、1680万台しか接続出来ません。
IPv6であれば、全世界の車内WiFi-APの通信を相互接続することが可能になります。
そして、IPv6のアドレス自動構成機能を活用すれば、難しい知識は必要なく
車内のWiFiデバイスが通信可能な状態に出来るのも大きなメリットとなるでしょう。
■LTEの活用方法としても注目
LTEは100Mbpsの高速通信が行える事でも、注目されていますが、その反面、
その高速性をどう活かすのか?が問題になっています。
大量の帯域が必要になるなんて、動画サービス程度しか思いつきませんが
このトヨタ式LTE活用方なら、車内の複数のWiFiデバイスのトラフィックを
束ねて、LTEでルーティングすると予想されるので、これであれば
LTEの太い帯域が有効に活用出来そうですね。
恐らくは、トヨタが通信事業者とMVNOという形で提携し、消費者は通信料を
支払う必要なく、サービス料という名目で、付加価値込みで支払う形になる
のではないかと思います。
こうすることで、トヨタは大量の無線回線の卸業者になるため、通信事業者に
たいしても、有利に交渉を進める事が可能になるでしょう。
■このサービスで、私がIPv6を推奨する理由
大量のWiFiノード同士を通信させるためには、IPv4では少し無理があります。
プライベートIPアドレスを利用しても、1680万台しか接続出来ません。
IPv6であれば、全世界の車内WiFi-APの通信を相互接続することが可能になります。
そして、IPv6のアドレス自動構成機能を活用すれば、難しい知識は必要なく
車内のWiFiデバイスが通信可能な状態に出来るのも大きなメリットとなるでしょう。

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